Articles in February 2012

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet - 桜庭 一樹

すっごいうっすいの。でも、すっごい濃いの。
最初のページに終着点が書いてあって、そこに向かってストーリーは展開していく。悲しい。
最後の章で、最初で提示された結末が実現していないことを祈りながら(でも、それはないなと思いながら)一気に読み終わり。


時砂の王 - 小川一水

時間もの。謎の異星人に壊滅されそうだから、そいつらが攻撃し始める前の時間に行ってやっつけちゃおーぜー。

卑彌呼の時代で戦う章と過去の(未来のw)記憶の章が交互に語られて進んでいく内になんでこんな事になったんだ?ってのが分かってくる。
最後は、うん。まぁ、必要だったんだよ。うん。


ステップファザー・ステップ - 宮部みゆき

泥棒と双子の奇妙な生活っぷりが面白かった。だんだん本当の父親みたくなっていったりとか。つか、この泥棒。かなり頭がキレる。
最後はなんか、ごにょごにょっと終わった気がしてならないけど。
ドラマは見てないけど、ちょっと見たくなったかも。
って、この作品だいぶ昔なんだな!