光の帝国 - 常野物語

読み終わった。久しぶり(?)の短編集。キーワードはツル先生

1編、1編は短いけれども、それぞれ味わい深い話す。
例によって、ある1編の登場人物が他の話に登場する形を取っているので、短編集では有るけれども、色々繋がりを持っていて全体として纏まり感があるす。
でもって、その背骨に当たるのが「常野」というキーワードなのだな。
で、どうやらNHKで前にドラマ化されていたようだ。(一部だけど)

本のタイトルにもなっている「光の帝国」の話は切なくて泣けてくるけど、「国道を降りて」を読むといい感じに心が温まる。

「オセロ・ゲーム」は長編にして読んでみたい。恩田陸らしい長編になると思う。
(青春系ではないほうw)

「歴史の時間」と「黒い塔」は時間軸に何年かの空白はあるけれども続き物だなん。でもって何気に「二つの茶碗」も繋がっている。

でもって、常野物語はシリーズ化されているのであと2冊残っているw
まだまだ先は長いw