男性作家6名による恋愛オムニバス小説
伊坂幸太郎が名を連ねているので、それ目当てで買ったんだけど他の5名も十分に良かった。
まぁ、男性目線の恋愛小説(しかも短編)なのでかなり酸っぱい感じなんだけど、たまにはこんなのも悪くないなーw

収録作品
 
伊坂幸太郎「透明ボーラーベア」

伊坂幸太郎らしい短編。短編なのに伏線張りまくりw
結末は、あーーーーーーーーーーーーーって感じ(まぁ予測の範囲内)

石田衣良「魔法のボタン」
いやーこの人の書き方はなぜこうもww
失恋、幼なじみ、相談、とくれば。まあそういう内容

市川拓司「卒業写真」
ちと回りくどい感じw
まぁキライではないけど

中田永一「百瀬、こっち向いて」
タイトルからして、どうなのよ?と思っていたんだけど、実はこれ最強だった。有りそうでなさそうな高校生の恋の話なんだけど、なんかね、甘酸っぱいwww

中村航「突き抜けろ」
これはあまり恋愛っぽくないかも。

本多孝好「Sidewalk Talk」
トリにふさわしいストーリーかも。
恋の始まりもあれば、終わりもあるっちゅーことで