1つの事件を異なる8人の視点から描いてる。なかなか面白かった。1つのエピソードが終わる度に時間を逆回転させて次のエピソードに行くんだけど、そのエピソードの終わりがすっきり終わらないままに次に行くもんだから「え?なに?なに?」な状態で次へ行かされる。
まぁ終わりの方のエピソードに行くにつれてその空白が徐々に埋まっていって最後は1本にまとまるんだけど。
このスタイルはまぁキライではない。恩田陸の作品でもこういった展開をさせるものがあるんだけど、それも好きだもの。
全編を通しての主役はシークレットサービスのおっさん。シガニーウィーバーは最初の方にでるだけ。こういうスタイルの作品だからしょうがないよねー。
犯人側の男性がみんな似ている気がしてならない・・・