サクリファイス
サクリファイスとは・・・
【名】
- 〔神へ〕ささげものをすること、〔神にささげられた〕いけにえ、人身御供
- 〔自分以外のために貴重なものを〕犠牲にすること、〔払われた〕犠牲
- 〔本来より低い価値で〕放棄[断念]すること[したもの]
- 《野球》犠打◆【同】sacrifice bunt ; sacrifice hit ; sacrifice fly
- 〔チェスや将棋などの〕捨て駒
- 投げ売り(品)
(alc.co.jp)
自転車ロードレースの世界でエースのために犠牲になることを強いられるアシストの人々がいる。そんなアシストの一人である白石誓が主人公のお話。この話に出てくるエースの過去の話を綴った短編がおもしろかったので本編も読んでみた次第。
ただのスポーツ小説ではなく過去の事件と現在の事件を絡ませながら二転三転して結末へ向かうあたりロードレースの疾走感を感じられるかも。
レースシーンの描写では実際にロードレースの試合を見たことがあるとより臨場感がわくし、見ていなくても十分に楽しめる。本物のレースを見なくても「茄子 アンダルシアの夏」「茄子 スーツケースの渡り鳥」あたりを見るだけでも楽しめると思う。こちらの主人公の声優は大泉洋なのだw
近藤史恵さんはスポーツものが主な作品ではないと思うんだけど、よく知ってるなー