神様のパラドックス - 機本 伸司
神様のパズルの外伝らしい。神様のパズルは映画を知っていたけど原作はまだ読んでなかった。そして、読む機会がないままに外伝から入っちまった。まあ、パズルの方とはあまり関係ない話だったので問題なく読み終えた。
掻い摘んであらすじ書くと「量子コンピュータで神様作ってカウンセリングさせようと思ったら、出来た神様が自己存在のパラドックスに陥ってパッパラピー。量子コンピュータ vs 量子コンピュータ。勝のは誰だ?」
量子コンピュータという今まさに個人的にタイムリーな内容の話だったのでとても面白く読めました。最後の方はちょっと勢いに乗りすぎた感があるけどw
量子って面白いんですよ。シュレディンガーの猫なんですよ。中が見えない箱の中に入っている猫が生きている可能性と死んでいる可能性は半々でどちらでもなくどちらでもあるんですよ。ほんと、量子の世界には神様がいるのかもしれない。
むろん、神様のパズルと続編のパズルの軌跡を注文したのは言うまでもない。