Articles in February 2009

連日、本を積んでます

読むべき本が積まれてないと不安になっちゃう。と言うわけでもないんだけれども片っ端から買っちゃうんです。はい。

本当はスカイ・クロラシリーズの最新刊が今日出るって話だったのでそれを買いに行ったんだけれども、赤坂の文教堂には無かったのです。もしかして、まだ出てない?

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四畳半神話体系

夜は短し歩けよ乙女が思いの外面白かったので他の作品も読んでみたくなって買ってみた。

夜は短し〜と直接的な繋がりは無いんだと思うんだけども登場人物・風体・団体・場所が同じものが多い。樋口氏、羽貫さん、黒髪の乙女、京都の某国立大学、サークル名等々
この人、もしかして他の作品も同じ世界間のアナザーワールド??

しかもそのアナザーワールド・パラレルワールドがこの中でも繰り広げられるからたちが悪いw 4話入ってて、そのどれもが同じオープニングで始まり基本的には同じ言葉で結ぶというスタイル。それぞれ大学1回生の時に違うサークル・師匠・団体・組織に入ったらというパラレルワールドが展開されているんだけど、そのどれもが同じ登場人物・ほぼ同じ事件を繰り返している。一語一区の乱れなく。驚異的なコピペ&変更能力。
最後の1話では同じような展開を見せながらも謎解き的なストーリーになってる。

キライではないよ。つか、この人斜め方向にすごい飛び抜けてる人だなってちょっと感動したw


スカイ・クロラ

スカイ・クロラシリーズ1作目読んだ。アニメはまだ観てない。完全無欠の一人称と淡々と進んでいくストーリーが中々ステキだった。戦闘シーンも中々いい。ちゃっちゃと次が読みたくなってきた。

で、調べたところ、どうやらこの巻。シリーズのイチバン最後に位置する話だっていうじゃない。ちょっと待ってよー。シリーズものはやっぱり刊行順に読んじゃうじゃなーい。巻末の帯に書かれている順番がおかしいからなんでだろうなぁ?とは思っていたんだけど、そんなオチだったとは。。。のっけからやられた。

と言っても、どうやら各巻でストーリーが直接的に繋がっている訳ではなさそうなので十分に楽しめるっぽい。そしてどうやら次の巻以降の話の準備体操的ストーリーなのかな?とも。最後のくせに最後じゃない。

しかし、なんで本屋には中公文庫のコーナーが少ないんだw 探すのちょっと苦労したぜぃ


スパイ・ハード

のっけから特攻野郎Aチームのコングがヘリを操縦して現れるという素敵なオープニングですでに笑った。裸の銃を持つ男でお馴染みのLeslie Nielsen御大現役バリバリじゃないすかw さすがにじぃちゃん過ぎるけど、この歳であれだけアホな事が出来るってのはすごいな(ほめ言葉)ギャグの質については敢えて何も言わないのが粋ってものでしょう。
映画としては神様のご都合主義にも程がある展開でなんの脈絡もなく場面が展開していくので普通にストーリーを追うなんて無粋なことをしないのも粋ってもんでしょうw



…なんでDISCASのリストに入ってたんだろうw


バンテージポイント

1つの事件を異なる8人の視点から描いてる。なかなか面白かった。1つのエピソードが終わる度に時間を逆回転させて次のエピソードに行くんだけど、そのエピソードの終わりがすっきり終わらないままに次に行くもんだから「え?なに?なに?」な状態で次へ行かされる。

まぁ終わりの方のエピソードに行くにつれてその空白が徐々に埋まっていって最後は1本にまとまるんだけど。
このスタイルはまぁキライではない。恩田陸の作品でもこういった展開をさせるものがあるんだけど、それも好きだもの。

全編を通しての主役はシークレットサービスのおっさん。シガニーウィーバーは最初の方にでるだけ。こういうスタイルの作品だからしょうがないよねー。

犯人側の男性がみんな似ている気がしてならない・・・


第二回氷上ワカサギ釣り大会

毎年恒例(2回目だけど)の氷上ワカサギ釣りを行うため、長野県佐久群、松原湖に今年もやって参りました。

去年は微妙に全員合わせて20匹程度でしたが、今年はどんだけ釣れるんでしょうね。あ、この写真は途中で撮影した「噴煙を上げる浅間山」ですw

しかーし、今年のワカサギ釣りはのっけから去年とは違ってました。今年も去年と同じ宮本屋さんに宿をお願いしようと思っていたんだけれども時期が悪かったのか満室。近くの立花屋も満室と。。。思えばこの時から今年の結果は決まっていたような気がしてなりませぬ。

今年は去年のような出発時のトラブルも無く全員が同じ電車に乗って松原湖まで行くことが出来ました。これはとても素晴らしいことですw いやまぁ普通なんですけど。
佐久平から松原湖までの電車も今年はほとんど待たずに行くことが出来ました。時刻表と戦いました。乗換案内が。

松原湖についたボクらは早速その足で湖へ・・・行かずに松原湖からちょっと行ったところにある八峰の湯という温泉施設に行ったのです。お昼ご飯食べたかったしね。ここでなんと2〜3時間も飲み食い&風呂に入るという行為を行い、宿に戻ったときには既に夕方5時。もう釣りにでれませんw この時点で失敗その2w

ともあれ、まずは湖の氷の状況を見ておこうと言うことで湖面には立ってみることにしたボクらなのでした。
去年は周りにもかなり雪があったのに今年は一切無かったので気にはなっていたんだけど、思ったより氷が薄そう。それでも宮本屋のおっちゃん曰く、30cmはあるらしい。大丈夫?それで?

初日の晩ご飯は18時半。お昼ご飯食べたのがついさっきの気がしてならなかったけれどもそこはやっぱり。宴会。
ちょっとした大広間に通されたので去年以上に社員旅行の雰囲気が出てましたw だって、20〜30畳の広間の真ん中に向かい合わせでお膳を囲んでるんですよw きっと宿の人も社員旅行だと思ったに違いないw 子供もいたしw

晩ご飯を食べ終わったボクらはそのまま一室に集まって恒例の人生ゲーム祭りに興じました。Garthは多分初めてだよね。人生ゲームw 終わってみればGarth&Chieko組が圧倒的勝利を収めるという結果に。ボクは今回も政治家になり善政を行っていたにもかかわらずまたもや悪徳政治家扱いされて身ぐるみはがされましたw ひどいやw
毎度の事ながらこの歳の人たちが集まってやるからこそ人生ゲームが死ぬほど面白いw

人生ゲームも終わり解散と相成ったわけですが、写真部の3人(Taihiくん、Keiichiくん、おいら)+Garthくんで去年出来なかった星空撮影リターンズをやったんだけど、満月近かったせいで明る杉。雲もなくとても素敵な夜空だったんだけどねぇ・・・しかもおいら、レリーズを忘れるという失態を。おかげさまでMAX60秒しか開けられませんでした。それでもなんとか北斗七星の撮影は出来た。死兆星は見えてない・・・と思う。

二日目の朝。5時半に起床。外は真っ暗。しかし道路がやけに白い。どうやら軽く雪が降ったっぽい。わーいわーい。目覚めの風呂に入りたかったけど、6時集合だったのでそれは断念。戻ってきてから入ろうと心に誓う。
さぁ、ようやく今回の旅の目的であるワカサギ釣りの時間ですw (ここまで前置き)

2回目ともなると慣れたもので穴掛けから仕掛け作りまではさっくりと終わる。釣行開始ですよ奥さん。

・・・待つ
・・・ひらすら待つ
・・・寒いのでテントに入りながら待つ
・・・まt・・・

釣れなーい!!

おかしい。コンディション的には完璧なはず。時間、天候、気温、何をとっても問題ない。気合いも十分だし。何がおかしい?
と、竿先に感じるワカサギのつっつきだけを楽しんでいたところ、Fumiakiさんから重大な情報が。

針、錘、餌、全てにおいて松原湖ではでかすぎ。

え!?
た、たしかに去年宮本屋さんで借りた仕掛けはもちっとちっさかったかもしれない・・・道理でワカサギが遊ぶだけでのってこないはずだ・・・そう、今回の仕掛けはホテルで用意してもらったなんちゃってワカサギタックルだったのだっだっだ。

参った・・これはもう参った・・どうにもならない・・・。

という訳で、釣りの神様はボクらに平等な結果を与えてくれました。丸坊主という結果を。。。><

寒い中楽しみにして来てくれた皆さん、ごめんなさい>< Garthなんてそのために一日帰国を延ばしたのに><
嗚呼、おこちゃま達にもごめんなさい><

教訓:宮本屋は偉大なり。

来年のワカサギ釣りはもう今年中に申し込みの受付を行いますっ! そして、1月半ば頃(解禁直後)に行くことにします!! もう、泣かない!!! 次回は新幹線ではなく車を引っ張り出します!!!! あ、もちろん新幹線に乗りたい方はそちらをw 松原湖駅までお迎えに参りますw

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夜は短し歩けよ乙女

本屋で見かけてほとんどジャケ買い状態でお買い上げ。森見さんの本は初めてだけど、これは底抜けに面白かった。一歩間違えばライトノベルにでもなりそうな感じだけど(ライトノベルも別にキライじゃないけど)

是非ともこのシリーズで他のエピソードも出して欲しいと思った次第。まぁ、それやるとそれこそライトノベル化しそうだけどw

そして、これを原作にマンガが有るのを発見。早速買ってみた。基本的なストーリーは原作に基づいてるんだけど、それだけじゃ足りなかったのか独自エピソードを散りばめてるっぽい。
でも、是非とも巻末解説に有るとおり羽海野チカさん(ハチクロの人)に書いてもらいたいw それほど巻末解説の絵は秀逸だった。乙女や他の登場人物がもうその絵の通りにしか思い浮かばないよw


森見作品漁り

夜は短し歩けよ乙女が思いの外面白かったので他の作品も色々買ってみた。ちょこっとあらすじを見てみたら何となくテイストが似てる感じ。舞台が京都。主人公が大学生。後輩に黒髪の乙女。。。一緒じゃないかw


あと瀬名 秀明の第九の日も買ってきた。これは前に読んだデカルトの密室の続編(というよりもアナザーストーリーかな)っぽい。ちと楽しみ。

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バルト海の復讐

銀河英雄伝説で有名な田中芳樹の1冊完結もの。1冊完結でページ数もそう多くはないので結構テンポ良く物語は進んでるんだけど、シーンのつなぎ方はうん、間違いなく田中芳樹だw

ルネサンス時代の話なんだけどあえてイタリアではなく北欧・ドイツ方面を舞台にしてるんでちょっと新鮮だった。

ある意味安心して読めるなぁ・・・でも、終わってないシリーズものをさっさと終わらせてくれと思うんだ・・・創龍伝、アルスラーン戦記、タイタニア・・・色々あると思うんだ・・・・


贈与税はバカにならない

祖父が亡くなって今住んでいる土地の借地権も祖父から父に相続する準備をしているんだけど、銀行からお金を借りるに当たって借地を父とボクの共同名義にしようと思っていたわけです。

東京三菱は建物と土地の名義が同じじゃないと借地の場合は貸せないという話だったから。
で、この場合借地権の贈与という扱いになってしまい贈与税が掛かるらしい。共同名義にする場合でも。

と言うことで贈与税について色々調べて計算してみた・・・

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ブラサー・サン シスター・ムーン

恩田陸久しぶりの青春系という事で期待してる。しかしこのタイトル、太陽とシスコムーンみたいじゃね?

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